あなたはPATM(ぱとむ)です!の話(前編)

 

鬱々とした気持ち。

そんな日々が続いていく。

 

PATMになり10年以上が経っていました。

発症したころには、「気のせいだ」「すぐに治るだろう」なんて思ってたのに・・・。

その頃の日課といえばネットの掲示板を見ること。有益な情報なんてほぼなく、カキコミする人達による罵り合いで大荒れの板。

 

半ば、俺の人生なんてもうどうにでもなれとヤケになっていました(捕まることはしてない)。

 

そんな時、google検索である病院が引っかかりました。

「PATMでお悩みのかたへ」

 

そこには治療内容や実際に症状が改善されている方がいることが書かれていました。

正直、初めは怪しいと思いました。

 

ただ病態が分かっていないことや、絶対に治ると言うようなことは書かれていました。また普通の病院と違ったアプローチの仕方で様々な病に対しても一定の成果をあげられていることも書いてあり、それほど悪い印象はなかったように思います。

受診をしてみようかと思いましたが居住地から遠方にあること、治療費は保険対象外で多額になるというところで躊躇いました。

「もしダメだったら、また無駄なことを…」

それまでも健康食品や薬などにお金を使っていたのですぐに受診するという決断はできませんでした。

 

一ヶ月ほど、ずっと悩みました。

 

でもそのままいても意味はないと思い、気がついたら某病院へ電話をかけていました。

「はい、○○クリニックです」

受付らしき女性の声。

 

「あ、あの〜・・・」

「はいっ。どうされました?」

「あの〜・・・」

 

自分にとってPATMのことを誰かに話すのは7、8年ぶりでした。

毎日毎日、「PATM辛いなぁ。辛いなぁ。」って思っていても今みたいにTwitterやブログで思いを吐き出していませんでしたし。PATMについて誰にも理解してもらったことがなかったことで人に話すこともありませんでした。なのでそれを打ち明けることは再び苦しい思いをすると考えると恐怖以外のなにものでもありませんでした。

心臓が『キュー』っと締め付けられる感覚に陥りながらなんとかか細い声をだしました。おそらく声も震えていたように思います。

 

「そちらで…パトムの治療はされていますか…?」

 

「…少々お待ちください。看護師に変わります。」

 

すこしの時間待っていると、

「お電話代わりました○○です」

「はい、当院でしてますよ!」

 

正直緊張もあったせいかあまり覚えてません。うっすらな記憶では、後で院長から電話があり病状や治療内容について話し、受診日を決めたように思います。

電話が終わったあとは、どっと疲れがあったものの、

「やっと前に進めるかもしれない…」

そんな風な思いでいたように思います。

 

そして某病院に受診することになったのでした。

 

 

つづく

あなたはPATM(ぱとむ)です!の話(中編)
PATMの治療をしている病院へ行った話(中編)です。

 

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