ぱとまー、居酒屋ではたらく

 

ぱとまー、スーパーではたらく
スーパーで働き始めました。その店舗で出会った『ヤマダ』という人間。僕は彼のことを一生忘れないでしょう。

 

有名外食企業経営『千年の○』という居酒屋でアルバイトをしました。

『白○屋』、『魚○』、『笑○』、同系列の居酒屋も中でも高級感がありワンランク上の印象を受ける内装の同店。主に個室でのつくりになっており落ち着いて飲食できるような空間でした。料理に関しても他の居酒屋よりも個人的には美味しく感じました。

ただ駅前のビル店舗という立地もあってか、あまり広くはなかったです。

ちなみにその運営会社はブラック企業大賞を受賞したことでも有名です。

そうはいってもそれは企業体系の話であって、働いている人はいい人ばかりでした。企業体系の話だけであって・・・。

 

週1、2回。17時〜24時まで。時給930円。

僕はキッチンとして採用されました。

調理場は、「刺場、焼き場、揚場、洗い場」のポジションに別けられます。

基本的に2人体制です。刺場は包丁を使うので僕が出勤しているときは熟練ベテラン店長が主に担当していました。それ以外の比較的簡単とされる焼場、揚げ場、洗い場を任されることになりました。

 

出勤初日は,、店長、バイト歴2年の方、僕、の3人でした。冷蔵庫の食材、調理器具の場所、調理手順など一通り教わりました。料理は大学時代にほんの少ししていたくらいだったので、魚を焼いたこともなければ、揚げ物なんてもってのほか。戸惑うことばかりでした。

洗い物は自動食洗機を使用していたので楽チンでした。初めてその便利さを目の当たりにしたときは驚きました

 

この日は、初日ということもあって4時間勤務で終わりました。仕事中はメモをしきりにとり、覚えることに努めました。

 

つぎに入ったときは、店長、そしてヘルプにきていた方、僕、の3人でした。忙しい日やシフトが埋まらない日などは近くの他店舗から従業員が助けにきたりします。この日も4時間ほどヘルプの人の横について覚えました。2日間に渡って教えられましたが正直まだまだ一人で任される自信はありませんでした。

 

勤務3日目。

キッチンには店長ひとり。

「あっ、たくよ〜くんお疲れ」

「今日シフト厳しくて…申し訳ないけどひとりで入ってもらうよ」

 

「えっ・・・。」

その日のお店は絵に描いたような『てんやわんや』状態となりました。

 

「たくよ〜くん、ピザ焦げ過ぎ!」

「さんま生焼けのクレーム入ってるよ!」

ホールの人たちの悲鳴と怒号。

止むことのないオーダー伝票音。

半泣きのワイ。

 

店長は、

「大丈夫大丈夫、最初はみんなそんなもんだから」

「次回も一人で入ってもらうね」

 

「・・・ふぁい。」

 

その後、僕が発端となった『てんやわんや』が連日続き、迷惑をかけ続けることに臆した僕は1ヶ月ほどで辞めました

ホールの人達のPATMの反応はありましたが、キッチンでいつも一緒だった店長は皆無。みんな優しい人たちばかりだったので少し辞めるのは惜しいと感じましたが・・・。

今でも厨房担当の人ほんと尊敬します。料理の手際がいい人もすごいなと思います。

 

 

後日、アルバイト先のコンビニに、『レイちゃん』が偶然やって来ました。彼女は先ほどの居酒屋でホールを担当していた子で僕のめちゃくちゃタイプで密かに想いを寄せていました。

 

「たくよ〜さんここでバイトしてたんだぁ」

「急に辞めちゃったから寂しかったんだよぉ」

「戻ってくればいいのに・・・」

 

「!?」

(もしかしてレイちゃん、俺のこと・・・。)

 

そんな想いもつかの間、

「おい!レイ行くぞ!」

 

(・・・。)

 

 

それがレイちゃんとの最後でした。

 

 

そういえば居酒屋のユニフォーム返すの忘れてた。笑

ごめんなさい。

 

 

 

つづく

 

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